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ヴェゼル マイナーチェンジ 外装の同色化と後席の装備追加、277万円台から
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ヴェゼル マイナーチェンジ 外装の同色化と後席の装備追加、277万円台から

2021年4月発売の2代目ヴェゼルが、2026年10月23日にマイナーモデルチェンジを受けた。外装の同色化と後席の装備追加というタイプごとの変更を整理し、2025年10月3日の改良モデルから値上がりしたタイプと値下がりしたタイプの価格差、グランドコンセプト「MAXIMIZE URBAN VEZEL」への移り変わりまでを解説する。

ホンダは2026年10月22日、コンパクトSUVのヴェゼルをマイナーモデルチェンジし、10月23日に発売した。全タイプでヘッドライトのインナーレンズがブラックになり、e:HEV Z系ではホイールアーチとバンパーガーニッシュがボディーと同じ色になった。価格は277.75万円から388.52万円で、2025年10月3日に発売された改良モデルより上がったタイプと下がったタイプがある。

ヴェゼル マイナーチェンジの変更点と発売日

発売は2026年10月23日で、グランドコンセプトは「MAXIMIZE URBAN VEZEL」だ。都会的で洗練されたデザインで商品価値を高めることを掲げている。

タイプはガソリン車のGと、2モーターハイブリッドシステムのe:HEVを積むe:HEV X、e:HEV Z、e:HEV Z・PLaYパッケージの4つだ。Gは4WDのみで、ほかの3タイプはFFと4WDから選べる。変更の中身はタイプで異なり、Gとe:HEV Xは後席まわりの快適装備を、e:HEV ZとZ・PLaYパッケージのZ系は外装を変えている。

e:HEV Z(FF)プラチナホワイト・パール フロント7:3スタイリング
出典: 本田技研工業

グレード別の変更点 後席の快適性と外装の同色化

GとXは後席まわりの装備を追加

Gとe:HEV Xにはリアベンチレーションと、Type-Cポートを2つ備えた後席用USBチャージャーが加わった。e:HEV Xには運転席と助手席のシートヒーターも追加されている。この3装備はどのタイプにも標準で付く。

Z系はホイールアーチとガーニッシュを同色化

e:HEV ZとZ・PLaYパッケージはタイヤを囲むホイールアーチと、バンパー周りの加飾パーツであるバンパーガーニッシュがボディーと同じ色になった。e:HEV XとGのバンパーガーニッシュはブラックだ。ホンダはSUVらしい存在感を保ちながら、より都会的で洗練された上質感を追求したと説明している。

e:HEV Z(FF)フロントバンパーガーニッシュ(カラード)とフロントバンパーロアーガーニッシュ(ピューターグレー)
出典: 本田技研工業

e:HEV Z・PLaYパッケージには18インチアルミホイールの仕上げをダーククリアにする変更も加わった。ボディーとルーフを塗り分ける2トーンは全色ブラックのルーフだ。

e:HEV Z・PLaYパッケージ(FF)シーベッドブルー・パール&ブラック フロント7:3スタイリング
出典: 本田技研工業

ヴェゼルの価格一覧 改良前との差額

最も安いのはGの4WDで、最も高いのはe:HEV Z・PLaYパッケージの4WDだ。FFと4WDの価格差はe:HEVの3タイプとも22万円になる。2025年10月3日に発売された改良モデルと比べると、e:HEV Z・PLaYパッケージだけが3.41万円下がり、ほかのタイプは1.87万円から4.07万円上がった。

タイプ駆動方式2026年10月23日発売2025年10月3日発売時点差額
G4WD277.75万円275.88万円+1.87万円
e:HEV XFF303.93万円299.86万円+4.07万円
e:HEV X4WD325.93万円321.86万円+4.07万円
e:HEV ZFF328.79万円326.81万円+1.98万円
e:HEV Z4WD350.79万円348.81万円+1.98万円
e:HEV Z・PLaYパッケージFF366.52万円369.93万円-3.41万円
e:HEV Z・PLaYパッケージ4WD388.52万円391.93万円-3.41万円

価格は消費税10%込みのメーカー希望小売価格で、保険料、登録などに伴う費用、リサイクル料金は含まない。2025年10月の価格表にあった「e:HEV X HuNTパッケージ」は今回の価格表に載っていない。

ボディーカラーと有料色の追加料金

ボディーカラーはGとe:HEV Xが5色、e:HEV Zが7色、e:HEV Z・PLaYパッケージが5色で、新色の設定はない。e:HEV Z・PLaYパッケージはクリスタルブラック・パールの単色と、2トーン4色から選ぶ。有料色の追加料金は単色が38,500円か60,500円、2トーンが82,500円か104,500円だ。

e:HEV Z(FF)ボタニカルグリーン・パール フロント7:3スタイリング
出典: 本田技研工業

AMP UPからURBANへ コンセプトの変遷

2021年4月23日に発売された2代目ヴェゼルのグランドコンセプトは「AMP UP YOUR LIFE」だった。2024年4月26日のマイナーモデルチェンジで「EXPAND YOUR LIFE」に変わり、アウトドアテイストを加えたe:HEV X HuNTパッケージが新設された。

当時のホンダはヴェゼルを「都会からアウトドアまで気軽に繰り出せるアーバンSUV」と説明していた。今回は変更点にアウトドアに触れる内容がなく、価格表にもHuNTパッケージがない。コンセプトはアウトドアよりも都会に寄ったと考えられる。

同じホンダのコンパクトカーのフィットも、2026年7月にマイナーモデルチェンジを受けた。

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グレード選びの軸 後席は共通、差は外装と装備

リアベンチレーションと後席用USBチャージャーはどのタイプにも付くため、タイプの差は外装とそのほかの装備に出る。e:HEV Xにはない次の装備が、e:HEV Zには標準で付く。FFで比べた価格差は24.86万円だ。

  • ステアリングヒーター
  • スマートキーを持っていれば手を使わずに開閉できるハンズフリーアクセスパワーテールゲート
  • 先行車や対向車を検知して照射範囲を自動で変えるアダプティブドライビングビーム
  • 後側方から近づく車両を知らせるブラインドスポットインフォメーション
  • 18インチアルミホイール

Gはガソリン車で、WLTCモード燃費は15.0km/Lだ。同じ4WDのe:HEV Xは21.5km/Lで、価格はGより48.18万円高い。Honda SENSINGは全タイプに標準装備される。

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ヴェゼルの主要諸元とWLTCモード燃費

項目e:HEV X FFe:HEV X 4WDe:HEV Z系 FFe:HEV Z系 4WDG 4WD
全高1,580mm1,580mm1,590mm1,590mm1,580mm
車両重量1,350kg1,430kg1,380kg1,450kg1,320kg
WLTCモード燃費26.0km/L21.5km/L25.3km/L21.3km/L15.0km/L
最小回転半径5.3m5.3m5.5m5.5m5.3m

e:HEV Z・PLaYパッケージでパノラマルーフを選ぶと、WLTCモード燃費はFFで25.2km/L、4WDで21.2km/Lになる。

全タイプ共通 全長4,340mm、全幅1,790mm、ホイールベース2,610mm、乗車定員5名

パワートレイン e:HEVエンジン: 最高出力78kW(106PS)/6,000〜6,400rpm、最大トルク127Nm(13.0kgfm)/4,500〜5,000rpm e:HEVモーター: 最高出力96kW(131PS)/4,000〜8,000rpm、最大トルク253Nm(25.8kgfm)/0〜3,500rpm Gエンジン: 最高出力87kW(118PS)/6,600rpm、最大トルク142Nm(14.5kgfm)/4,300rpm

ヴェゼルのセンタータンクレイアウトは、ホンダが「M・M思想」と呼ぶクルマづくりの考え方に基づく。マン・マキシマム/メカ・ミニマムの略で、人のための空間を最大に、機械のための空間を最小にして、スペース効率を高める考え方だ。初代から引き継がれ、2021年4月の2代目でも踏襲された。

ヴェゼルのマイナーチェンジで何が変わったのか

2026年10月23日に発売されたマイナーモデルチェンジで、全タイプのヘッドライトインナーレンズがブラックになった。Gとe:HEV Xには後席用の装備が加わり、e:HEV ZとZ・PLaYパッケージはホイールアーチとバンパーガーニッシュがボディーと同じ色になった。

ヴェゼルの価格はいくらか

全国メーカー希望小売価格は277.75万円から388.52万円で、最も安いのはGの4WDだ。2025年10月3日に発売された改良モデルと比べると、e:HEV Z・PLaYパッケージだけが3.41万円下がった。

ヴェゼルのシートヒーターは助手席にも付くのか

運転席と助手席の両方に付く。e:HEV Xには今回のマイナーモデルチェンジでこの2席のシートヒーターが追加され、全タイプで標準装備だ。

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ROADECT編集部
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