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ホンダ フィット マイナーチェンジ 新グレードZの価格を解説
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ホンダ フィット マイナーチェンジ 新グレードZの価格を解説

2026年7月10日、ホンダはコンパクトカー「フィット」をマイナーモデルチェンジして発売した。グレード名称を「BASIC」から「X」、「HOME」から「Z」に改め、X・Z・RS・CROSSTARの4タイプに整理している。価格帯180.62万円〜295.57万円のグレード別装備差と、新設定の助手席回転シート車の価格までを解説する。

ホンダは2026年7月10日、コンパクトカー「フィット」をマイナーモデルチェンジして発売した。エントリーグレードの「BASIC」は「X」に、標準グレードの「HOME」は「Z」に改称された。X・Z・RS・CROSSTARの4タイプへとラインアップが整理され、価格帯は180.62万円から295.57万円になった。新設定の助手席回転シート車を含め、福祉車両の選択肢も広がっている。

FIT e:HEV Z(マイナーモデルチェンジ後の新型フィット)
出典: 本田技研工業

グレード体系を4タイプに再編 XとZに集約

今回の改良の軸は、グレード名称の刷新だ。従来の「BASIC」は「X」に、「HOME」は「Z」に改められた。スポーティー志向の「RS」、アクティブな装いの「CROSSTAR」と合わせて4タイプの構成になっている。

ガソリン車はXとZの2グレードのみで展開する。一方、ハイブリッドシステムのe:HEVはX・Z・RS・CROSSTARの4タイプすべてに用意され、駆動方式はFFと4WDから選べる。RSだけはFF駆動のみの設定だ。

エントリーと標準の役割を「X」「Z」という記号的な名称に置き換えたことで、グレード同士の立ち位置が把握しやすくなった。装備の中身を見ると、その狙いはより明確になる。

FIT e:HEV Z(本文中の製品カット)
出典: 本田技研工業

標準グレードZに快適装備を集約 RSは質感をさらに底上げ

新スタンダードの「Z」には、RSに準じたスポーティーでシャープなスタイリングが与えられた。加えて、本革巻の3本スポークステアリングと、運転席・助手席のシートヒーターが標準装備となった。UVとIRの両方をカットするガラスも新たに加わっている。

RSも装備を底上げしている。フロントグリルとリアガーニッシュがピアノブラックに仕上げられた。ステアリングヒーターとワイヤレス充電器も新たに加わった。ナビゲーションと連動するHonda CONNECTディスプレーとETC2.0も、標準装備として追加されている。

ボディはクリア材の変更で艶感が向上した。e:HEV Zの場合、全長4,080mm、全幅1,695mm、ホイールベース2,530mmという手頃なサイズは変わらない。扱いやすさとデザインの質感向上を両立させる改良になっている。

e:HEV RS外観(ボディーカラー: スレートグレー・パール、メーカーオプション装着車)
出典: 本田技研工業

助手席回転シート車をZ系に新設定

福祉車両のラインアップも拡充された。乗り降りをサポートする助手席回転シート車が、e:HEVとガソリンの両方でZ系に新たに設定されている。価格はe:HEV Zが259.38万円から281.38万円、ガソリンZが223.96万円から245.96万円だ。

助手席回転シート車は、座席の架装後にディーラーが個別に手続きする「持込み登録」によって5ナンバー車として登録される。通常グレードとは登録の手続きが異なる点も、福祉車両ならではの特徴だ。介助を必要とする家族がいる読者にとって、選択肢が広がったことの意味は小さくない。

X・Zという名称が示すフィットの立ち位置

「BASIC」と「HOME」という名称は、それぞれ「基本仕様」「暮らしに寄り添う仕様」という役割をそのまま表していた。それがXとZという記号的な名称に置き換わった背景には、フィットというモデルが持つ役割の広がりがあるのだろう。

初めてクルマを持つ層にはXが応える。快適装備とデザインの両方を求める層にはZが、走りにこだわりたい層にはRSが、アクティブな使い方をしたい層にはCROSSTARが受け皿になる。4タイプへの再編は、単なる名称変更ではなく、フィットというモデルの守備範囲を改めて示すものと考えられる。

2026年6月には、ホンダはシビックにもe:HEV RSという新グレードを追加している。改良の方向性を比べてみると、ホンダが各モデルにどんな役割を持たせようとしているかが見えてくる。

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e:HEV Z(FF)のインテリア(メーカーオプション装着車)
出典: 本田技研工業

フィット マイナーチェンジ スペック・価格一覧

グレードパワートレイン駆動方式価格(税込)
XガソリンFF / 4WD180.62万円 / 202.62万円
ZガソリンFF / 4WD214.50万円 / 236.50万円
e:HEV XハイブリッドFF / 4WD223.85万円 / 245.85万円
e:HEV ZハイブリッドFF / 4WD249.92万円 / 271.92万円
e:HEV RSハイブリッドFF289.96万円
e:HEV CROSSTARハイブリッドFF / 4WD273.57万円 / 295.57万円

e:HEV共通スペック エンジン(LEB型): 78kW(106PS)/6,000〜6,400rpm、127Nm(13.0kgfm)/4,500〜5,000rpm モーター(H5型): 90kW(123PS)/3,500〜8,000rpm、253Nm(25.8kgfm)/0〜3,000rpm

ガソリン車スペック エンジン(L15Z型): 87kW(118PS)/6,600rpm、142Nm(14.5kgfm)/4,300rpm

フィットは、日本・中国・台湾・南北アメリカなどでは「フィット」の名称で販売される一方、欧州やオセアニア、中東、アフリカ、東南アジア、インドなどでは「Jazz(ジャズ)」の名称で販売されている。

フィットのマイナーチェンジでグレード名はどう変わったのか

従来の「BASIC」が「X」に、「HOME」が「Z」に改称された。RSとCROSSTARを合わせた4タイプ構成となり、ガソリン車はXとZの2グレードのみで展開する。

フィットの価格帯はいくらか

2026年7月10日発売のマイナーチェンジ後の価格帯は180.62万円から295.57万円で、最も高いのはe:HEV CROSSTARの4WDだ。助手席回転シート車はe:HEV Zで259.38万円から281.38万円となる。