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新型レクサスNX世界初公開、水平基調の新コックピットに刷新
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新型レクサスNX世界初公開、水平基調の新コックピットに刷新

レクサスの主力SUV「NX」が、外装・内装・パワートレインを一新する規模でフルモデルチェンジした。水平基調の新コックピットや、光と香りを演出する新機能「Sensory Concierge」など、新型NXの注目ポイントとスペックを整理する。

レクサスは2026年9月1日、SUV「NX」の新型モデルを世界初公開した。2014年の発売以来、90以上の国と地域で約190万台を売り上げてきた主力車種の大幅な刷新となる。エクステリアはより躍動感のあるデザインへ、インテリアは水平基調のシンプルな空間へと生まれ変わり、光と香りを演出する新機能「Sensory Concierge」も加わった。発売は2026年末以降、地域ごとに順次予定されている。

躍動感を高めたエクステリアと新意匠

新型NXのエクステリアは、乗り込む前から走りへの期待感を高めることを狙ったスポーティなデザインに刷新された。全体のシルエットにより強い躍動感を持たせ、これまでのNXが持っていた端正な印象に力強さを加えている。

ボディカラーは新色を含む9色を設定し、F SPORT専用色として「PROMINENCE」が用意された。リヤコンビネーションランプには、レクサスとして初めて丸型4灯を思わせる「ダブルLシグネチャー」を採用したとされる。ブランドの意匠であるスピンドルグリルの造形とあわせ、後方から見てもひと目でNXと分かるデザイン言語を目指したことがうかがえる。

NX エクステリア SONIC TELLUS(プロトタイプ)
出典: レクサス(トヨタ自動車)

水平基調のコックピットとSensory Concierge

インテリアの最大の変更点は、水平基調のシンプルなコックピットへの刷新だ。ドライバーだけでなく、全ての乗員に開放感と落ち着きをもたらす空間づくりを意図している。12.3インチのメーターと14インチのナビゲーションディスプレイを横並びに配置し、視線の移動を抑えながら情報を一望できるレイアウトになった。

新たに搭載される「Sensory Concierge」は、光と香りをパーソナライズできる機能だ。その時々の気分に合わせてイルミネーションやフレグランスを選べるようにすることで、自宅のリビングルームで過ごすような寛ぎの空間を車内に再現する狙いがある。移動時間そのものを快適な体験に変えようとする、レクサスらしい発想の装備といえる。

NX コックピット(プロトタイプ)
出典: レクサス(トヨタ自動車)
NX イルミネーション(イメージ)
出典: レクサス(トヨタ自動車)

新世代ハイブリッドに刷新されたパワートレイン

パワートレインは、新世代プラットフォームの採用とあわせて新世代ハイブリッドシステムへと刷新された。グレードは450h+、350h、300hの3種類が用意され、いずれも公開時点ではプロトタイプ車両による数値が示されている。

最上位の450h+は2.5リッター直列4気筒エンジンにAWDを組み合わせたプラグインハイブリッドで、システム出力は215〜240kW、0-100km/h加速は6.0秒とされる。350hも同じ2.5リッターエンジンとAWDの組み合わせで、システム出力は140〜180kW、0-100km/h加速は7.1〜7.8秒だ。エントリーグレードの300hは2.0リッターエンジンにFF駆動を組み合わせ、システム出力145kW、0-100km/h加速9.2秒となっている。

プラグインハイブリッドの450h+は、バッテリー性能の強化によって日本のWLTCモードで140km超のEV航続距離を実現する見込みだ。フロアやサスペンションタワーの剛性も高められ、常時AWD走行に対応するE-Fourとあわせて、走行安定性の底上げを図ったことがうかがえる。

NX フロントe-Axle/PCU
出典: レクサス(トヨタ自動車)

なぜレクサスはNXを大幅刷新したのか

今回の刷新を率いたレクサス インターナショナルのチーフエンジニア、遠藤邦彦は「『これくらいでいい』と守りに入ることなく、新しい可能性に挑む」、そのDISCOVER YOUR EDGEの姿勢で開発に取り組んだと語っている。開発コンセプトに掲げられた「DISCOVER YOUR EDGE」には、日常の中に新たな刺激をもたらし、乗る人それぞれの可能性を拡げる存在でありたいという思いが込められている。

NXは2014年の登場以来、レクサスのラインアップの中でもとりわけ幅広い層に支持されてきたモデルだ。コンパクトなボディに凝縮された走行性能と快適性が評価され、90以上の国と地域で累計約190万台を売り上げている。その主力車種を、単なるマイナーチェンジではなく外装・内装・パワートレインを一新する形で刷新した点に、レクサスがNXに寄せる期待の大きさが表れている。

NX新型モデル(プロトタイプ)
出典: レクサス(トヨタ自動車)
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発売時期とスペックまとめ

発売は2026年末以降、地域ごとに順次予定されている。

項目450h+350h300h
エンジン2.5L 直42.5L 直42.0L 直4
駆動方式AWDAWDFF
システム出力215〜240kW140〜180kW145kW
0-100km/h加速6.0秒7.1〜7.8秒9.2秒
車両重量2,050〜2,130kg1,790〜1,870kg1,730〜1,810kg

※すべてプロトタイプ車両による数値。発売時の仕様で変更される可能性がある。

レクサス初のクロスオーバーSUVは、1998年に北米で発売されたRXだ。NXはそれから16年後の2014年、レクサスとして初めてコンパクトクラスに投入したクロスオーバーSUVとして登場し、上級のRXに続く形でブランドの裾野を広げた。2018年に加わったUXは、このNXの路線をさらにコンパクトな方向へ発展させたモデルにあたる。

新型レクサスNXはいつ発売されるのか

2026年末以降、地域ごとに順次発売される予定だ。日本国内の具体的な発売日は、この記事の時点ではまだ発表されていない。

Sensory Conciergeとは何か

光と香りをパーソナライズできる新機能だ。気分に合わせてイルミネーションやフレグランスを選び、自宅のリビングルームのような寛ぎの空間を車内に再現する。

新型NXの価格はいくらか

2026年9月1日時点では価格は発表されていない。発売にあわせて、グレードごとの価格が今後公開される見込みだ。

この記事について

執筆
ROADECT編集部
公開